石清水八幡宮へある時思ひ立ちてたゞひとりおけいはんで詣でけり

石清水八幡宮へある時思ひ立ちてたゞひとりおけいはんで詣でけり

唐突ながら学生の頃に古文の授業で習った文章。

仁和寺にある法師、年寄るまで石清水を拝まざりければ、心うく覚えて、ある時思ひ立ちて、たゞひとり、徒歩より詣でけり。極楽寺・高良などを拝みて、かばかりと心得て帰りにけり。
さて、かたへの人にあひて、「年比思ひつること、果し侍りぬ。聞きしにも過ぎて尊くこそおはしけれ。そも、参りたる人ごとに山へ登りしは、何事かありけん、ゆかしかりしかど、神へ参るこそ本意なれと思ひて、山までは見ず」とぞ言ひける。
少しのことにも、先達はあらまほしき事なり。

徒然草の第五十二段、有名ですよね。

この下り、古文の授業で習った内容なんかとっくの昔に忘れ去った今でもとっても大好きなんです。

京阪電車(おけいはん)で石清水へ

と、いうわけでしてこの文章が未だにずーっと頭に残っていて、ある日ふとホンマに石清水を見てみたいものだと仁和寺の法師そのまま思い立ち、歩いていくわけにもいかないので現代の文明の利器、おけいはんこと京阪電車に乗って京都へと旅に出たのでした。

実は、人生初のおけいはん乗車でテンションがめっちゃ上がっていました。

まずは、事前準備で切符を買いました。

uji fushimi ticket

宇治伏見1dayチケット(大阪市交通局版)、お値段1,000円。

地下鉄の駅で簡単に買えますので、此方を買って早速改札に通し、淀屋橋駅から我が人生初めてのおけいはんに乗車しました。

京阪特急ですが名物のプレミアムカーは予約でいっぱいでしたので、一般車両へ。

一般車両はそれほど混雑しておらず、悠々の旅となりました。

驚いたのは、なんと線路が4本走っていて、特急電車は内側を猛スピードで走るということ。

なにこれ、まるでJRの新快速みたいでカッコいい!!と単純な私は一瞬で大好きになってしまったのでした。

途中で線路は2本に減って、ひらパーを超えて、樟葉駅で普通電車に乗り換えです。

乗り換えた普通電車も特急に負けず劣らずユニークでした。

この椅子の後ろにデッド状態のドアがあります。

どうやらラッシュ時はこの椅子をどかしてドアの枚数を増やしているみたいです。

石清水八幡宮への入り口、八幡市駅で降りて、乗ってきた電車を外から見るとこんな感じでした。

駅で閉じたままのドアが、この椅子のあるところですね。

ここで一度改札を出ます。

1dayきっぷで乗り降りフリーになる区間のはじまりです。

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